脱・似合わない!面長レディース向けニット帽の選び方とコーデ術を徹底解説
saeこんにちは。
SELECT LOG、運営者の「sae」です。
寒くなってくると街で見かける可愛いニット帽のコーディネートですが、いざ自分で試着してみると、なんだか顔が長く見える、絶望的に似合わないと鏡の前でショックを受けた経験はありませんか。
特に面長さんにとって、頭に高さを足してしまうニット帽やビーニーは、レディースファッションの中でも難易度が高いアイテムだと思われがちです。
でも、実はちょっとした選び方のコツや、髪型との合わせ方を知るだけで、その苦手意識は克服できるんですよ。
今回は、面長な骨格を持つ女性に向けて、絶対に失敗しないニット帽の選び方や、小顔に見せるかぶり方のテクニックについて、元アパレル店員の視点から詳しく解説していきます。
※こちらは女性向けの記事です。
男性の方はコチラの記事で詳しく解説しています
- 面長さんが選ぶと失敗するNGなニット帽の形と素材
- 顔の縦幅をカバーしてバランスを整える深めのかぶり方
- ニット帽に合わせる前髪やヘアアレンジの正解パターン
- 似合わない悩みを解消する小物使いとコーディネート術
面長レディースにニット帽が似合わない原因と選び方
「モデルさんがかぶると可愛いのに、私がかぶるとなぜかコックさんみたいになってしまう…」
これは面長のお客様から本当によく聞くお悩みです。
まずは、なぜそうなってしまうのかという原因を知り、その上で面長さんの良さを活かすアイテム選びの基本を押さえていきましょう。
縦長に見えるビーニーが似合わない理由


そもそも、なぜ面長さんにニット帽が鬼門とされているのでしょうか。
その最大の理由は、「顔の縦横比(アスペクト比)」にあります。
面長さんは、骨格的に顔の横幅が狭く、縦の長さが際立つ特徴を持っています。
これは大人っぽくて知的、クールビューティーという素晴らしい長所なのです。
しかしここに「高さのあるニット帽」をプラスしてしまうと、顔の長さ+帽子の高さで、縦のラインが過剰に強調されてしまうのです。
特に、頭頂部がとんがったデザインのビーニーや、リブ編みで縦の筋が目立つ帽子は、視線を上下に誘導してしまうため、より一層顔が長く見えてしまう原因になります。
「似合わない」と感じる正体は、この「縦ラインの強調」によるバランスの崩壊なんですね。



「私も昔は流行りの形をそのままかぶって失敗していました。
自分の骨格に合う『補正効果』のあるものを選ぶ視点が大切です。」
面長レディースにおすすめのニット帽の形


では、具体的にどのような形を選べばよいのでしょうか。
面長さんが選ぶべきは、「高さが出ず、横幅が出る」デザインです。
まず鉄則なのが、「浅めのワッチキャップ」や「ショートビーニー」のように、頭にフィットしてトップが余らないタイプです。
物理的に高さを出さないことで、縦長見えを防ぎます。
そしてもう一つ、女性に特におすすめしたいのが、「折り返し(カフ)が太く、ボリュームのあるタイプ」です。
顔の横に帽子のボリュームを持ってくることで、全体のシルエットを「Iライン(棒状)」から「ひし形」に近づけることができます。
横幅を詐称することで、相対的に顔の縦幅を目立たなくさせるテクニックです。
おすすめの形状リスト
- 折り返しのある肉厚ニット
横幅を出して小顔効果アップ。 - ベレー帽に近いゆったりデザイン
後ろに溜まりを作って高さを消せる。 - 小さめのポンポン付き
視線を上に集めつつ、角を消して丸いシルエットを作る。
折り返し部分は、顔の『鉢(ハチ)』周りにボリュームを足してくれる重要なパーツ。
ここがペラペラだと面長が目立つので、肉厚なものを選んでくださいね。
似合わないを防ぐ素材とシルエット選び


形と同じくらい重要なのが「素材」です。
面長さんが選ぶべきは、ズバリ「ローゲージ(ざっくり編み)」です。
太い毛糸で編まれたローゲージニットは、生地自体に厚みがあるため、かぶるだけで物理的に頭の横幅を広げてくれます。
これにより、面長さん特有のほっそりとした輪郭にボリュームが加わり、バランスが劇的に良くなります。
逆に、ハイゲージ(細い糸で密に編まれたもの)の薄手ニットは避けるのが無難です。
頭蓋骨の形や顔の輪郭をそのまま拾ってしまうため、ごまかしが効きません。
もしハイゲージを選ぶなら、かなりゆとりのあるサイズ感のものを選び、後ろにたるませてかぶる工夫が必要です。
また、色選びについては、「膨張色(白、アイボリー、ベージュ)」が最強の味方です。
黒やネイビーなどの収縮色は顔を引き締めてくれますが、同時に横幅も削ってしまうため、より縦長に見えるリスクがあります。
締め色を使いたい場合は、素材のボリューム感がしっかりあるものを選びましょう。



ざっくりした白のニット帽は、横幅を出してくれるだけでなく、レフ板効果で顔色も明るく見えるので一石二鳥ですよ。
避けるべきNGデザインと失敗しないコツ
買い物で「可愛い!」と思って手に取っても、以下の特徴がある帽子は、面長さんにとってはリスクが高いので注意が必要です。


面長さんのNGニット帽リスト
- とんがり帽子
トップが鋭角に尖っているものは、顔の長さを延長させる最大の敵です。 - 極太のリブ編み
リブの縦縞模様(ストライプ)は、視覚的に縦の長さを強調します。 - 巨大すぎるポンポン
適度な大きさならOKですが、大きすぎると重心が上がり、縦に長く見えます。 - 耳当て付きの縦長タイプ
横幅がなく縦に長いデザインは、面長の輪郭をそのままなぞってしまいます。
失敗しないコツは、試着した際に「正面」だけでなく「引き」で全身を見ることです。
顔単体で見ると可愛くても、全身で見た時に頭部が長く伸びて見えていないかチェックしましょう。
スマホで自撮りして客観的に見るのもおすすめです。
特に海外スナップで見るような、ちょこんと頭に乗せるような浅すぎるかぶり方も、おでこ全開で面長が際立つので要注意です。
ブランド選びで失敗しないためのポイント
「どこのブランドのニット帽がいいの?」と聞かれることが多いですが、ブランド名よりも「そのブランドがどんなシルエットを得意としているか」を見ることが大切です。
例えば、「CA4LA(カシラ)」や「OVERRIDE(オーバーライド)」などの帽子専門店は、日本人の骨格に合わせて作られているものが多く、深さやボリューム感が絶妙なアイテムが見つかりやすいです。
店員さんも知識が豊富なので、相談もしやすいですね。
一方、ユニクロやGU、ZARAなどのファストファッションブランドで選ぶ際は、どうしても万人に受けるベーシックな形(=可もなく不可もない形)が多い傾向にあります。
プチプラで探す場合は、メンズコーナーも覗いてみてください。
メンズのアイテムはサイズが少し大きめに作られていることが多く、女性がかぶるとゆったりとしたシルエットになり、横幅を出しやすいというメリットがあります。



私もユニクロのメンズのビーニーを愛用しています。
レディースよりも締め付けが少なく、ふんわりかぶれるのでおすすめですよ。
面長レディースのニット帽が似合わない悩みを消す術
ここからは、手持ちのニット帽でもすぐに実践できる、かぶり方やヘアスタイルのテクニック編です。
「アイテム選びは間違っていないはずなのに、なんだかしっくりこない」という方は、ここを変えるだけで見違えるほど似合うようになります。
面長をカバーする深めのかぶり方テクニック


面長さんがニット帽をかぶる時の鉄則、それは「深くかぶること」です。
これは、おでこ(額)を隠すことで、顔の露出面積を物理的に減らすためです。
具体的な深さの目安は、「眉毛にかかるかかからないかギリギリのライン」です。
おでこを全開にして浅くかぶると、生え際から顎までの長さがそのまま見えてしまい、さらに帽子が頭の上に乗ることで、顔が非常に長く見えてしまいます。
そしてもう一つ重要なのが、「トップを後ろに倒す」という技です。
高さを消す「トップ倒し」の手順
- 帽子を目深にかぶる。
- 頭頂部に余った部分を手でつまむ。
- その余りを、後頭部側へグッと寝かせるように倒す。
こうすることで、正面から見た時の高さを消しつつ、後ろにボリュームを出すことができます。
かぶる角度も、斜めにするよりは「床と平行」を意識すると、顔の上の水平ラインが強調され、縦の印象を断ち切る効果があります。
「鏡の前で『ちょっと深すぎるかな?』と思うくらいまで下げてみてください。
意外とそれがベストバランスだったりします。」
前髪ありなしで変える似合わせヘアのコツ
ニット帽における前髪は、面長さんにとって顔の長さをコントロールする最重要パーツです。
前髪ありの場合
重たいぱっつん前髪でおでこを完全に隠すのも良いですが、帽子と合わせると暗い印象になりがち。
おすすめは「シースルーバング」です。
薄めにおでこを見せることで、抜け感を作りつつ、顔の縦幅を曖昧にすることができます。
少しカールをつけて動きを出すと、視線が散らばりより効果的です。
前髪なしの場合
前髪がない、あるいは長い場合は、センターパートやかき上げヘアで、「横のライン」を作ることを意識しましょう.
前髪を頬骨のあたりで外に流れるようにカーブさせることで、顔の横幅を強調し、縦長の印象を和らげます。
おでこを出す場合は、帽子をしっかり深くかぶり、眉毛との距離を詰めるのがポイントです。
前髪を全部帽子の中に入れてしまうスタイルは、顔の輪郭が全開になるので面長さんにはハイレベル。



少しでも後れ毛を残すのが安心です。
似合う髪型と簡単ヘアアレンジの実例


ただ髪を下ろしているだけ(ダウンスタイル)だと、ストレートヘアの縦ラインが強調されてしまい、面長が悪化することがあります。
面長×ニット帽のヘアアレンジの正解は、「横にボリュームを出す」ことです。
一番簡単で効果絶大なのが、「サイドくるりんぱ」や「サイド三つ編み」です。
髪を左右どちらかの耳の下でまとめ、結び目にボリュームを持たせます。
こうすることで、視覚的な重心(ポイント)が顔の横にでき、縦の長さから視線を逸らすことができます。
また、「低めのお団子(シニヨン)」もおすすめです。
首元にボリュームが出ることで、全体のシルエットがひし形に近づきます。
この時、きっちり結ぶのではなく、顔周りの毛束を引き出してルーズに仕上げることが、面長感を消す鍵となります。
ボブやショートの方は、コテで毛先を外ハネにしたり、波ウェーブで横に広がりを作るだけで、ニット帽とのバランスが格段に良くなります。
顔の横に『ポイント』を作ること。
これだけで視線誘導の効果は抜群です。



難しいアレンジじゃなくても、片側に髪を寄せるだけでも違いますよ。
耳出しとピアスで視線を散らす小顔術
「耳を出すか出さないか」論争ですが、面長さんへの最適解は「耳を半分隠す」です。
耳を全部出してしまうと、顔の側面が削がれて見え、より細長い印象になります。
逆に全部隠すと、今度は顔の横幅が狭く見えすぎてしまうリスクがあります。
そこで、「耳の上半分をニット帽で覆い、下半分を見せる」スタイルがおすすめです。
そして、ここからが重要なのですが、露出した耳たぶに「大ぶりのピアスやイヤリング」をつけてください。
顔の横に大きく揺れるアクセサリーがあることで、強制的に横方向への視線誘導が発生します。
これにより、顔の縦の長さが気にならなくなり、華やかさもプラスされて一石二鳥です。
フープピアスや、横に広がるデザインのものが特に相性が良いですね。



大ぶりピアスは面長さんの最強の武器!
ニット帽でカジュアルになりすぎるのを防いで、女性らしさも演出できます。
メガネやストールで顔の長さを隠す技


最後に、帽子以外の小物を使った合わせ技をご紹介します。
一つ目は「伊達メガネ・サングラス」です。
面長さんは「中顔面(眉から鼻下まで)」が長い傾向にあります。
ここにメガネという物理的なフレームを置くことで、顔の余白を埋め、縦の距離を分断する効果があります。
少し大きめのウェリントン型やボストン型が、小顔効果が高くおすすめです。
二つ目は「ボリュームのあるストール・マフラー」です。
首元にぐるぐるとマフラーを巻くことで、顔の下半分を埋もれさせることができます。
これにより、顎の長さが隠れるだけでなく、首周りに横のボリュームが生まれ、ニット帽の高さとのバランスが取れて小顔に見えます。



ニット帽×メガネ×マフラーの組み合わせは、面長さんにとって最強の防寒かつ補正コーデ。
冬ならではの特権ですね。
面長レディースもニット帽は似合わないと諦めないで
ここまで、面長さんがニット帽を攻略するための理論とテクニックをお伝えしてきました。
「似合わない」と感じていたのは、骨格に合わない形を選んでいたり、かぶり方のバランスが少し惜しかっただけかもしれません。


- 形選び
高さのないワッチや、折り返しの太いものを選ぶ。 - 素材選び
ローゲージのざっくりニットで横幅を出す。 - かぶり方
眉上まで深くかぶり、トップは後ろに倒して高さを消す。 - 合わせ技
サイドのヘアアレンジや大ぶりピアス、メガネで視線を横に散らす。
面長という骨格は、本来とても大人っぽくてどんなファッションも着こなせるポテンシャルを持っています。
今回ご紹介したポイントを一つでも取り入れれば、きっと「あれ、意外といいかも?」と思える瞬間が来るはずです。
ぜひ今年の冬は、自信を持ってニット帽スタイルを楽しんでくださいね。



自分の骨格の特徴を知ることは、おしゃれへの近道です。
ニット帽を味方につけて、冬のファッションをもっと楽しみましょう!











